インカ タナ 2003




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タナ種の葡萄はマデランで使われ、タンニンの語源になったと、多くの方に教えられほど、不勉強でした。これ凄くイイデス。
ザラツイタ所は全く無く、素晴らしいボディー(14%)、しっかりした酸、エキゾチックな香り。
ただ、遙々地球の裏側からの長旅で、少しお疲れ気味。
それはまだ落ち着かずピチャ、ピチャした状態で分かります。

少し休ませてやれば価格を超越した、作為の感じられない、野性的な味になります。
エアーで運んだこれは、私にとっても昨年一番のビックリでした。
あの黒くて、濃い色合いは忘れられません。

このカウチャーヴァレーは、何でもアンデスの麓で殆ど雨が降らずアンデスの雪解け水で、灌漑をしているそうです。
プロデュースしているのは、ヒュー・ライマン氏で、お隣の畑は、超有名な、ミシェル・ロラン氏のヤコチューヤで、お値段は5倍近いです。

シリーズのなかでも、コレだけは特別なラベルで、コストも高いですが、ぜひ飲んで頂きたい品種です。
後2ヶ月休ませれば、良い状態に戻るはずですが、それまで待てません。

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winenavi

ヤフーブログから引っ越して来ました そちらでは2005年から書いてますが、ココでは新参者、宜しく!の間もなく70歳です

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